キュービングランについて
この記事では、僕の取り組んでいる「キュービングラン」についてお話しします。
キュービングランとは、走りながらキューブを何回揃えられるかを競う競技。
といっても公式の競技というわけではなく、走ることとキューブを回すことが大好きな変人達が勝手に記録を残しているだけの世界です。
僕もその変人の一人で、走ることとキューブの練習を同時にやるようになって、そのうち「これを突き詰めている人がすでにいるんじゃないか」と考えました。
●キュービングランのギネス記録
ざっと調べたところ、すでにギネスとして認定されていそうな記録は3種類ありました。
・フルマラソンを4:54:30で完走する間に254回揃える。
→キロ6分58秒で走りながら70秒で1回揃えるペース
・5kmを24分39秒で走破する間に40回揃える
→キロ4分56秒で走りながら37秒に1回揃えるペース
・400m走破する間に1回揃える
→65秒で1回→キロ2分42秒
5kmや400mはそもそも守備範囲外なので、僕が狙うのはフルマラソンの記録です。
サブ5(フルマラソンを5時間切り)ペースで70秒で揃え続ける…
なんかできそうじゃね?
そう思ったのが最初でした。
この記録を自分が更新したら、自分がギネス保持者になる。
自分の名前がギネスブックに残る。
そんな馬鹿馬鹿しい取り組みにロマンを感じてしまいました…。
●スピードキューブの世界
6面揃えるまでの時間を競うスピードキューブ(通称ルービックキューブ)の世界記録は2021年現在、「4秒」を切っています。
もちろんこれは世界のトップキューバーの話で、一般に90秒を切ってようやくスタートライン、60秒切りで脱初心者、30秒切りで中級、20秒を切るといよいよ上級者と呼ばれる感じ。
僕は現時点で50秒を切るのがくらい。
走りながらの場合はもう少しかかると見込まれるので、平時で30秒切りのレベルまで引き上げるのが当面の目標です。
走る方は今のところフルでサブエガ(2時間50分切り)くらい。
まずは1キロ5:30ペースでジョギングしながら1回60秒ペースで4時間回し続けることを目標に練習を重ねています。
●キュービングランの流れ
こちらは実際にBlair Williamson氏が記録を打ち立てた動画です。
主役の左後ろのランナーが「スクランブラ」という役割を持ったサポートランナーと思われます。
スクランブルとは、6面完成状態のキューブをバラバラにすること。
実はスクランブルって適当にバラバラにすればいいわけではなく、公式のルールが存在します。
動画では公式なスクランブルをしている感じではありませんが、5時間もキューブを回しながら走り続けた彼もまた相当な変わり者だと思います(笑)
主役のランナーがソルブ(全面揃える)が終わったキューブをスクランブラに渡し、彼が6面完成したことをカメラにアピールしたあとでスクランブルをして右側のサポートランナーに渡し、彼が主役に次のキューブを手渡す。
これがどうやらキュービングランの主な流れのようです。
●ギネス申請に必要なサポートランナー
また、ギネス認定には公式記録員(テレビでギネスに挑戦するときによく見る人)を呼ぶ方法もありますが、必ずしも彼らを呼ぶ必要はなく、記録を証明する動画さえあれば認定可能とのこと。
この動画ではカメラをバックパックに取り付けたランナーの後ろを主役が走るという方法で撮影されていますが、彼もまた5時間もカメラを背負って走り続けています。
この編成を見る限りでも一緒に5時間も走ってくれるサポートメンバーが3名もいる…。
ギネスを達成するには、記録だけでなくこの馬鹿げた取り組みに参加してくれるサポートメンバーの手助けが不可欠で、実はここが一番大変なのかもしれない(笑)
●応援ランナーさん募集中!
というわけで、僕のギネス記録への挑戦に付き合ってくれるランナーさんを常時募集しています!!
といっても、ただ一緒に走ってくれるだけでOKです!
ちょっと変わったロングジョグの練習会ですね。
場所は荒川沿いや彩湖あたりを考えていますが、日時や場所については都合に合わせて柔軟に調整します。
キューブとは関係なく、ペース走やインターバルの練習会も開催したいと思っているので、興味のある方はお気軽にご連絡くださいね!
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